トクサを植えてはいけない理由は？毒性がある？風水も紹介！

今回は、トクサについて紹介します。

トクサは独特な見た目とその繁殖力から、庭や観賞用植物として人気があります。

しかし、その扱いには注意が必要です。

この記事では、トクサを植えてはいけない理由やその特性について詳しく解説し、毒性の有無や風水的な意味、そして除草方法についても紹介します。

トクサに関する疑問や不安を解消し、庭づくりの参考にしてみてくださいね。

トクサを植えてはいけない理由

トクサは、その特性から庭に植えるのが非常に難しい植物です。

特に管理が難しく、他の植物や庭全体に悪影響を及ぼすことが多いため、植える際には慎重な判断が必要です。

理由①地下茎で周囲に広がるから

トクサを庭に植えると、地下茎が広がり続けて庭全体に広がってしまうため、管理が非常に難しくなります。

トクサは地上に見える部分よりも地下茎で成長する力が非常に強い植物です。

地下茎は地中でどんどん伸び、目に見えないところで庭全体に広がります。
このため、他の植物の根のスペースを奪い、植物同士の生育バランスが崩れることがあります。

さらに、地下茎は強靭で深く張るため、取り除くのが非常に困難です。

そのため、トクサを植える際には地下茎を防ぐ対策を取るか、庭に植えない選択をするのが良いでしょう。

理由②除草が困難だから

トクサは除草が非常に困難な植物であり、一度植えると完全に取り除くのが難しくなるため、庭に植える際には注意が必要です。

トクサの地下茎は非常に強靭で、深く広がります。地上部分を刈り取っても、地下茎が残っていれば再び芽を出します。

また、地下茎は広範囲に広がるため、どこまで根が伸びているかを確認するのが難しいです。
除草剤を使用しても、効果が部分的にしか現れず、根絶には至らないことが多いです。

トクサは一度植えると完全に除去するのが難しいため、庭に植える前にその管理方法や繁殖力を十分に理解しておくことが重要です。

理由③強風に弱いから

トクサは強風に弱く、風が強い地域や開けた場所では植栽に不向きです。
この弱点が庭の美観や維持管理に影響を及ぼします。

一度倒れた茎は見た目が悪くなるだけでなく、周囲の植物に絡んだり、地面に張り付いて腐敗する可能性があります。この性質が庭の景観を損ねる大きな要因となります。

特に風当たりが強い環境では植えることを避け、風の影響を考慮した植物選びをすることが大切です。

理由④他の植物の成長を阻害するから

トクサは他の植物の成長を阻害する可能性があり、庭全体のバランスを崩してしまう可能性があります。そのため、他の植物との共存を考える場合には慎重な配慮が必要です。

トクサは地下茎を通じて広がるだけでなく、
その根が周囲の植物が吸収するべき栄養や水分を奪ってしまいます。

この影響により、他の植物が枯れたり、弱々しくなることが多いです。

庭全体の植物が健康に育つ環境を維持するためにも、トクサを植える際には慎重に管理するか、他の植物との共存を避けることを検討すると良いでしょう。

トクサに毒性はある？

トクサには毒性があるとされています。

ただし、少量であれば誤って口に入れたとしても中毒にはならないので、あまり怖がる必要はありません。

トクサの風水は？

トクサは風水において非常に良い影響を与える植物とされています。

特に、運気を向上させる力があると信じられています。

その理由として、トクサは「成長力が強い」ことが風水的に評価されているためです。
風水では、植物は家のエネルギーを活性化し、繁栄を促すとされています。

トクサは成長が早く、勢いよく広がることから、家の中に置くことで良いエネルギーを引き寄せると考えられています。

家の運気を向上させるために積極的にトクサを取り入れてみても良いかもしれませんね。

トクサの除草方法

トクサの除草は早期に対処することが重要です。
放置すると、地下茎が広がり、他の植物を圧迫するため、迅速に取り除くことが求められます。

その理由として、トクサは地下茎を伸ばして広がり、周囲の土地に根を張る性質があります。

このため、一度繁殖し始めると、除草が難しくなることがあります。
地下茎が深く伸びると、手作業では取り除くのが大変になるため、早期に対策を講じることが有効です。

具体的な除草方法としては、まずトクサが成長し始めた時期に、地上部分を根元から切り取ることが基本です。その後、地下茎をできるだけ掘り起こし、取り除くと良いでしょう。

また、トクサが再び生えてこないように、周囲にグリホサート系除草剤や、ザイトロンアミン液剤を施して新たな芽が出にくくすることも効果的です。

薬剤を使いたくない場合は、トクサの根元にこまめに除草を行いましょう。

トクサの除草は手間がかかりますが、早期に対処し、地下茎を取り除くことで、繁殖を防ぎ、他の植物への影響を最小限に抑えることができます。

まとめ

今回は、トクサを植えてはいけない理由や毒性の有無、風水などについてご紹介しました。

トクサは、繁殖力の高さや除草の難しさなどから植えてはいけないとされていますが、それらにきちんと対策を講じていれば植えることは可能な植物です。

トクサを植えるかどうか検討している方は、今回ご紹介したポイントに注意して植えてみてはいかがでしょうか。