カクトラノオは美しい花を咲かせる植物として知られていますが、その魅力とは裏腹に、庭や庭園に植える際には注意が必要な面もあります。
今回の記事では、カクトラノオを植えてはいけない理由についてご紹介します。
また、花言葉や風水、地植えで広がらないように育てる方法や鉢植えでの育て方などについてもご紹介しますので、カクトラノオを育てる際のお役に立てれば幸いです。
カクトラノオを植えてはいけない理由は?
カクトラノオを庭や庭園に植える際には慎重さが求められます。
以下では、植えてはいけないとされる理由について詳しく解説していきます。
理由① 繁殖力がある
カクトラノオを庭や庭園に植える際には、その繁殖力に注意が必要です。
カクトラノオは繁殖力が非常に強い植物です。
地下茎を張り巡らせて繁殖し、庭や庭園での管理を難しくさせます。
そのため、カクトラノオを植栽する際には慎重に計画し、適切な管理を行うことが重要です。
理由② 他植物の生育を妨げることも
上記でもご紹介した通り、カクトラノオは地下茎を張り巡らせて繁殖します。
カクトラノオが地下茎によって広がると、他の植物と争い、栄養や水分を奪い取ります。これにより、周囲の植物が成長を阻害され、生育を妨げられることがあります。
また、カクトラノオが茂りすぎると、他の植物への日光を遮断し、光合成に影響を与えることもあります。
そのため、カクトラノオを植える際には、周囲の植物との関係や環境への影響を考慮し、適切な管理が必要です。
理由③ 枯れても地下茎が残り春に芽を出す
カクトラノオを植えてはいけない理由の一つに、枯れても地下茎が残り、春になると再び芽を出すことが挙げられます。この特性は、他の植物に影響を与え、庭の美観を損なう可能性があります。
カクトラノオを庭や花壇に植えた場合、冬になると地上部のカクトラノオが枯れることがあります。
しかし、枯れてしまったからと、違う植物を植えたりしてしまうと厄介なことになるかも知れません。
カクトラノオは冬に一度枯れてしまっても、地下茎が残っている為、春になると再び新しい芽を出します。
その為、本来の植栽計画や庭の景観を損なうことがあります。
カクトラノオのこの特性は、庭や花壇の管理において注意が必要であり、適切な対処法を考えることが重要です。
カクトラノオの花言葉は?
カクトラノオの花言葉は「あなたとの約束」「成就」「望みの達成」「輝かしい実績」「希望」などです。
特に怖い意味は無いので安心ですね。
カクトラノオを庭に植える際や誰かに贈る際には、カクトラノオの持つ花言葉を意識すると、より良いかもしれません。
カクトラノオの風水は?
カクトラノオは風水の観点からは、運気上昇・浄化運上昇の効果があるとされています。
運気を上昇させたい場合や浄化させたい場所がある場合は、カクトラノオを植えたり配置すると良いかもしれません。
カクトラノオを風水的側面からも取り入れると、ガーデニングがより良いものになるでしょう。
カクトラノオが地植えで広がらないように育てるには?
カクトラノオが地植えで広がらないようにするには、適切な管理と対策が必要です。
カクトラノオは地下茎を持ち、その性質から地植えすると地下から広がることがあります。
しかし、適切な管理や対策を行うことで、その広がりを抑制することができます。
植え付けスペースを区切る
まず、カクトラノオを植える際には、十分なスペースを確保し、他の植物との間隔を十分に取ることが重要です。
また、植え付ける場所に防根シートを設置し区切ってあげると、地下茎の広がりを防ぐことができます。
これにより、カクトラノオの広がりを制限することができます。
カクトラノオを地植えする場合、広がらないように上記の対策を試してみてください。
カクトラノオの鉢植えの育て方
カクトラノオを鉢植えで育てる際には、適切な鉢や土壌、水やり、日光などの管理が重要です
適切な鉢と土壌
カクトラノオを鉢植えで育てる際には、まず適切な大きさの鉢を選びましょう。
次に、水はけ・水もち両方のバランスが良い土を選びましょう。
赤玉土と腐葉土を混ぜ合わせた土などがおすすめです。
日当たりと水やり
カクトラノオは日光を好む植物です。明るい場所に配置し、健康な成長を促します。
水やりは、鉢植えの場合は適度に必要です。土が乾いたら水を与えるようにし、夏は特に乾燥に気をつけましょう。
また、肥料は緩効性のものを与えておくと、花付きが良くなるでしょう。
カクトラノオを鉢植えで育てるには、これらの要素を考慮し、適切な環境を整えることで、美しい姿を楽しむことができます。
ハナトラノオとカクトラノオの違いは?
調べてみたところ、
ハナトラノオとカクトラノオは同じ植物で、呼び方が異なるだけのようです。
花が虎の尾に似ていることからハナトラノオと呼ばれ、茎が角ばっていることからカクトラノオとも呼ばれるそうです。
植物自体は同じようなので、購入の際に迷う心配はありませんね。
まとめ
今回は、カクトラノオを植えてはいけない理由や地植え・鉢植えの育て方、ハナトラノオとの違いなどについてご紹介しました。
カクトラノオは、繁殖力の高さや地下茎の特性などから植えてはいけないとされていますが、それらにきちんと対策を講じていれば植えることは可能な植物です。
カクトラノオを植えるかどうか検討している方は、今回ご紹介したポイントに注意して植えてみてはいかがでしょうか。
コメント