オレガノを植えてはいけない理由は?増えすぎ・使い切れない実例や初心者が失敗しやすい理由と対策まとめ
オレガノは料理に使いやすく、初心者でも育てやすそうなイメージのあるハーブです。
しかし実際には、「庭に植えたら増えすぎた」「他の植物が育たなくなった」「思ったほど香りが出なかった」といった声も少なくありません。
オレガノは育てやすい反面、繁殖力の強さや日本の環境との相性を理解せずに植えると、後悔につながりやすい植物です。
この記事では、オレガノを「植えてはいけない」と言われる具体的な理由を、よくある失敗例を交えながら解説します。
あわせて、どんな人ならオレガノ栽培に向いているのか、プランター・地植えそれぞれで失敗しにくく育てるポイントも紹介します。
これからオレガノを植えようか迷っている方は、ぜひ判断材料として参考にしてください。
オレガノ以外にも注意が必要な植物をまとめています。
▶ 春に植えてはいけない花まとめ|初心者が失敗しやすい植物一覧
オレガノを植えてはいけないと言われる理由

オレガノは料理に使える人気ハーブですが、実際に育ててみると「思っていたのと違った」「管理が大変だった」と感じる人が多い植物でもあります。
ここでは、オレガノ特有の性質から生じやすい失敗例を中心に、「植えてはいけない」と言われる理由を掘り下げます。
繁殖力が強く庭や花壇を圧迫しやすい
オレガノを植えて後悔しやすい最大の理由が、想像以上の繁殖力です。
地上部がそこまで大きく見えなくても、地下では根を横に伸ばし、新しい株を次々と作ります。
実際によくあるのが、
「最初は1株だけ植えたのに、翌年には周囲にオレガノだらけになっていた」というケースです。
こぼれ種でも増えるため、気づかないうちに別の場所から芽が出てくることも珍しくありません。
特に日本の家庭菜園はスペースが限られているため、少しの油断で管理が追いつかなくなる点が「植えてはいけない」と言われる理由につながっています。
他の植物とトラブルになりやすい理由
オレガノは地下茎を伸ばして広がるため、近くに植えた植物とトラブルになりやすいハーブです。
例えば、
- 花壇で草花と一緒に植えた
- 野菜の株元にコンパニオンプランツ感覚で植えた
こうした場合、オレガノの根が周囲に広がり、他の植物の根域に入り込んでしまうことがあります。
その結果、養分や水分を奪い合い、他の植物の生育が悪くなることも。
「ハーブだから控えめに育つだろう」という初心者の誤解が、失敗につながりやすいポイントです。
収穫量が多く使い切れず困るケース
オレガノはよく育つ分、一度に大量の葉が収穫できるハーブです。
これはメリットでもありますが、家庭利用ではデメリットになることもあります。
実際に多いのが、
「一度にたくさん採れたけれど、料理に少ししか使わず余ってしまった」
「結局、使い切れずに枯らしてしまった」
という声です。
乾燥保存など工夫すれば活用できますが、
- ハーブを頻繁に使わない
- 保存や加工が面倒
という人にとっては、管理の手間だけが増える植物になりがちです。
日本の環境では香りに満足できない場合がある
オレガノは本来、乾燥気味で日差しの強い地域を好むハーブです。
そのため、日本の高温多湿な環境では、香りが思ったほど強く出ないことがあります。
「オレガノ=香りが強いハーブ」と期待して育てた結果、
- 香りが薄く感じる
- 料理に使っても風味が弱い
と感じてしまい、がっかりするケースも少なくありません。
特に半日陰や風通しの悪い場所では、この傾向が強く出やすい点は、オレガノならではの注意点です。
それでもオレガノ栽培が向いている人

ここまで見ると不安になるかもしれませんが、向いている人・育て方を選べば問題なく楽しめる植物でもあります。
プランター栽培を前提に考えている人
オレガノは、プランターで育てることで繁殖力をコントロールしやすくなります。
根の広がりも鉢の中に収まるため、花壇や庭を荒らす心配がありません。
「庭に直接植えるのは不安だけど、料理用に少しだけ欲しい」
という人には、プランター栽培が最適です。
ハーブの管理に慣れている人
剪定や収穫のタイミング、繁殖のコントロールに慣れている人であれば、オレガノは育てやすい部類のハーブです。
- こまめに収穫する
- 花が咲く前に切り戻す
こうした管理を習慣化できる人なら、失敗しにくくなります。
置き場所の考え方(室内・屋外)
オレガノは日当たりと風通しが重要です。
屋外なら直射日光が当たる場所、室内なら明るい窓際が向いています。
ただし、室内栽培では風通し不足になりやすく、香りが弱くなることもあります。
「香り重視なら屋外管理」が基本と考えると失敗しにくいでしょう。
プランターで育てる場合のポイント

植え付け時の注意点
プランターは深さがあり、水はけの良いものを選びます。
植え付け時に苗の根が絡まっている場合は、軽くほぐしてから植えることで、その後の生育が安定します。
ハーブ用培養土を使うと、過湿によるトラブルを防ぎやすくなります。
日当たり・水やり管理
オレガノは日光を好みますが、水の与えすぎには注意が必要です。
土が乾いてからたっぷり与えるのが基本で、常に湿った状態は根腐れの原因になります。
特に梅雨時期は、雨に当たりすぎない場所へ移動するなどの工夫が有効です。
繁殖を抑えるコツ
プランター栽培でも油断すると株が大きくなりすぎます。
定期的に収穫・剪定を行い、花が咲く前に切り戻すことで、こぼれ種による繁殖を防ぎやすくなります。
地植えで育てる場合の注意点
植える場所選び
地植えする場合は、他の植物と距離を取れる場所を選ぶことが重要です。
花壇の縁や、単独スペースでの管理が向いています。
日当たり・水はけ・風通しの3点が揃わない場所では、トラブルが起きやすくなります。
根の広がりを防ぐ工夫
地植えでは、根止めシートや仕切りを使って、地下茎の広がりを制限するのがおすすめです。
また、定期的に株元をチェックし、広がりすぎた部分を取り除くことで被害を最小限に抑えられます。
まとめ
オレガノは、繁殖力の強さや収穫量の多さから「植えてはいけない」と言われがちなハーブです。
しかし、その理由の多くは性質を知らずに育ててしまうことにあります。
プランター栽培を選ぶ、管理方法を理解するなど対策を取れば、家庭でも十分に楽しめる植物です。
オレガノの特性を理解したうえで、自分の環境やライフスタイルに合った育て方を選んでみてください。

