ブルーベリーについて調べると、「植えてはいけない」「庭に向かない」といった不安な言葉を目にすることがあります。

実際に栽培している人がいる一方で、なぜこうした話が出てくるのでしょうか。

ここでは、実際に起こりやすい現象と昔からの考え方を分けて整理します。

ブルーベリー以外にも、春に植えると後悔しやすい植物はあります。

春に植える前に知っておきたい植物まとめ|初心者向け注意点一覧

植える前に知っておきたいポイントを整理しています。

ブルーベリーを植えてはいけないと言われる理由は?

 

鳥や虫が寄ってくる

ブルーベリーは完熟すると糖度が高く、鳥にとって非常に見つけやすい果実です。

特に庭木として1〜2mほどの高さで実がなるため、ヒヨドリやムクドリに狙われやすく、「朝まであった実が一晩でなくなった」という失敗は珍しくありません。

実がなる=生き物を呼び寄せるという性質は避けられず、これを知らずに植えると
「思ったより大変」「後悔した」と感じやすいポイントになります。

実(首)が落ちるから

ブルーベリーの実が熟すと自然にポロポロ落ちる様子から、
「首が落ちるようで縁起が悪い」と言われることがあります。

また、日本では古くから「庭に実がなる木は縁起が悪い」とする考え方もありました。

ただし、これらは文化的・象徴的な迷信の域を出るものではなく、実際の栽培トラブルとは無関係です。

現代の家庭菜園では、あくまで気にするかどうかは個人の価値観と言えるでしょう。

植えてはいけないは迷信!植えて得られる4つのメリット

ネガティブな話がある一方で、ブルーベリーは家庭果樹として非常に人気があります。

その理由は、実際に育ててみると分かる“扱いやすさ”にあります。

以下では植えることで得られるメリットについて詳しく解説していきます。

 

初心者に育てやすい

ブルーベリーは低木で、成木でも1〜2m程度。

脚立が必要になるような剪定はほぼ不要で、果樹の中では管理負担がかなり軽い部類です。

また、病気や害虫に比較的強く、「農薬を頻繁に使わないと枯れる」というケースは多くありません。

初めて果樹に挑戦する人が失敗しにくい点は大きな魅力です。

庭木として管理しやすい

ブルーベリーは落葉樹ではありますが、葉は風で一気に散ることが少なく、掃除がしやすいのが特徴です。

実際に育てていると、「想像より庭が汚れない」と感じる人は多いでしょう。

また、樹形が暴れにくく、強剪定をしなくても形が整いやすい点も、庭木向きと言えます。

家庭で果実を楽しめる

最大の魅力はやはり実の収穫です。

完熟したブルーベリーは市販品よりも香りが強く、粒も柔らかいため、そのまま食べるだけでも満足感があります。

ジャムやスムージーに加工しやすく、
「少量でも使い道が多い果樹」という点は家庭向きです。

実際に育ててわかるデメリットと対策

ブルーベリーは育てやすい反面、事前に知っていないと失敗しやすいポイントもあります。

 

鳥害は避けられない?現実的な対処法

鳥害はほぼ確実に起こると考えた方が現実的です。

反射テープや風で揺れる飾りを使う方法もありますが、慣れた鳥には効果が薄くなることが多いです。

「気づいたら実がなくなっていた」という経験は、対策が遅れると誰でも起こります。

鳥よけネットの必要性

結論として、収穫したいなら鳥よけネットは必須です。
特に家庭栽培では実の数が限られるため、1回の被害で全滅することもあります。

ネットは通気性があり、実の肥大を妨げにくいため、見た目よりも実用性を優先した方が後悔が少ない対策です。

ブルーベリーを植えるベストな時期と条件

暖地・寒冷地それぞれの適期

暖地では秋(9〜11月)、寒冷地では極寒期を避けた休眠期(3月前後)が基本です。

ただし、鉢植えの場合は真夏と真冬を避ければ比較的融通がききます。

失敗しにくい植え付けタイミング

初心者がやりがちなのが、「春に思い立ってすぐ植える」ことです。

新芽が動き始めてからの植え付けは根が追いつかず、生育不良になりやすいため、休眠期を意識することが重要です。

地植えと鉢植え、どちらが向いている?

地植えに向いている人の特徴

・庭に酸性土壌を確保できる
・複数品種を植えるスペースがある
・長期的に同じ場所で育てたい

地植えは水管理が楽ですが、pH調整を怠ると葉が黄色くなる失敗が起こりやすい点には注意が必要です。

鉢植えに向いている人の特徴

・ベランダや狭い庭で育てたい
・土の管理を確実にしたい
・地域の気候に不安がある

鉢植えは酸性土を維持しやすく、初心者ほど成功しやすい方法です。

ただし、水切れには注意が必要です。

補足|受粉で失敗しないための考え方

ブルーベリーは1本でも実がなる品種がありますが、異なる品種を近くに置いた方が明らかに実付きが良くなります。

虫が少ない環境では、人工授粉をしないと「花は咲いたのに実がならない」という失敗が起こりがちです。

まとめ

ブルーベリーが「植えてはいけない」と言われる背景には、鳥害や迷信がありますが、実際には対策と特性を理解すれば非常に育てやすい果樹です。

特に酸性土壌・受粉・鳥対策の3点を押さえることで、初心者でも安定して収穫を楽しめます。

ブルーベリーを植える際には、今回ご紹介した情報を参考にしてみてくださいね。