シキミを庭に植えてはいけない理由は毒や縁起?地域によって神棚や仏様に使用・植える場所や枯れる原因・風水の方角もご紹介

植物

今回は、庭にシキミを植える際、注意が必要な理由や地域ごとの習慣、植える場所の選び方、枯れる原因の回避方法、風水的な観点などについて解説していきます。

シキミは神聖視される木であるため、正しい知識を持って植えることが大切です。

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しきみを庭に植えてはいけないと言われる理由は?

シキミは美しい姿勢と緑豊かな葉が特徴の樹木ですが、庭に植える際には注意が必要な理由がいくつかあります。

シキミは、毒がある、縁起が悪い、花言葉が危険、由来などの理由から植えてはいけないと言われています。

以下では、それぞれの植えてはいけないとされる理由について詳しく解説していきます。

理由① 毒がある

シキミは美しい姿勢と緑豊かな葉が魅力の樹木ですが、庭に植える際に注意が必要なのは、その植物に毒が含まれていることです。

シキミは根から花に至るまで全てに「アニサチン」という猛毒が含まれています。特に果実と種子は毒性が強く、食べると死に至ることもあるため、扱いには注意が必要です。

毒の症状としては、嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、意識障害などがあり、最悪の場合には昏睡状態を経て死亡する可能性があります。

特に小さな子どもたちやペットがいる環境では、事故を防ぐために慎重になる必要があります。毒性のある植物との接触や摂取は健康被害を招くことがあるため、シキミを庭に植える際には十分な注意が必要です。

植物に含まれる毒性物質について正確な知識を得ることで、安全かつ美しい庭づくりができます。

シキミを楽しむ際には、その特性に留意しながら植栽することが大切です。

理由② 縁起が悪い

庭にしきみを植えてはいけない理由の一つに、縁起が悪いとされる点が挙げられます。

シキミは古くからお葬式や法要などの日本の風習や仏事において使用される植物であるため、一般的な庭に植えるのは縁起が良くないとされています。

また、地域によっては神棚や仏様への供え物に使用されることもあります。これにより、庭に植える際には地域の風習や信仰に敬意を払う必要があります。

縁起が悪いとされる理由に関しては、主観的な要素も含まれますが、庭づくりにおいては文化や伝統を尊重し、植物選びに配慮することが重要です。

シキミを庭に植える際は、その土地の風習に敏感になり、良好な縁起を築くことが大切です。

理由③ 花言葉が危険

シキミを庭に植えてはいけない理由の一つとして、花言葉が危険とされる点が挙げられます。

シキミの花言葉は「援助」「甘い誘惑」「猛毒」の3つがあり、その意味合いから植えると危ない・危険だとされています。

シキミを庭に植える際には、花言葉の意味合いに注意を払い、周囲の状況や信仰、文化に敬意を払いながら植栽することが望ましいです。

シキミは緑豊かな葉が魅力のある樹木ですが、植える際にはさまざまな要因を考慮することが重要です。

花言葉や文化的な背景を理解し、慎重な庭づくりを心掛けましょう。

理由④ しきみの由来

シキミを庭に植えてはいけない理由の一つとして、その由来が挙げられます。

シキミの名前の由来は「悪しき実」から来ているとされています。

その為、縁起が悪いとされることもあり、庭に植えることは避けられるべきだとされています。

シキミの由来や歴史を理解することで、その特性や背景に敏感になり、植栽においても文化や風習を尊重した庭づくりができます。

理由⑤ 日当たりや乾燥に弱く育てにくい

シキミを庭に植える上で、植えてはいけないとされる要因の一つに日当たりや乾燥に弱く育てにくいという点が挙げられます。

シキミは、半日陰や湿度の高い環境を好む性質があります。そのため、直射日光が強く当たる場所や、乾燥した土地では育ちにくいことがあります。

また、土地や気候条件によってはシキミが適さない場合があり、これが枯れる原因となることがあります。

植える場所を選ばずに育てるのは難しく、庭づくりにおいては他の樹木を検討する方が良い場合もあります。

シキミを育てる場合には、その生育環境に配慮して日当たりや湿度に対応できるような場所を選び、手入れや管理に注意を払うことで、シキミを元気に育てることができます。

理由⑥ 虫が発生することも

シキミを庭に植えてはいけないとされる理由の一つに、虫が発生しやすいことが挙げられます。

シキミは美しい葉や実を持つ樹木ですが、これが虫たちにとっては魅力的なエサとなります。特に春から夏にかけて、しきみの葉に虫が発生しやすいことがあります。

虫の発生により、シキミの成長が阻害され、葉や実にダメージが生じる可能性があります。また、虫の被害が進行すると、他の植物にも影響を及ぼすことが考えられます。

シキミを庭に植える場合には、虫対策にも注意が必要です。定期的な検査や、必要に応じて適切な虫除け対策を行うことで、シキミを健康に育てることができます。

虫の発生に対して早めの対応が、美しい庭を維持するカギとなります。

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しきみを家の庭に植えるのは縁起が悪い?

シキミは美しい緑豊かな葉が特徴の樹木ですが、その特性からくる縁起の悪さが広く言われています。シキミを家の庭に植えることが縁起が悪いとされる理由にはいくつかの側面があります。

一つは花言葉にあります。シキミの花言葉には「援助」「甘い誘惑」「猛毒」などがあり、それらの意味から、植えるのは縁起が悪いと指摘されています。

また、地域によってはシキミが神聖視され、神棚や仏様への供え物に使用されることもあり、庭に植えることが畏れ多いとされることがあります。

家の庭に植える植物は縁起や風水の影響を感じる方も多いです。シキミを植える際には、その文化や風習を尊重し、自分のライフスタイルに合った植物を選ぶことが重要です。

美しい庭づくりを通じて、良い縁起を築くことができます。

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地域によっては、しきみは神棚や仏様にお供えされ邪気を払う力がある

シキミは日本に古くから伝わる樹木で、その特殊な性質から地域によっては神聖視され、神棚や仏様への供え物に使用されることがあります。

シキミは邪気を払う力があると信じられており、特に日本の風習や伝統に深く根ざした地域では、その力を重要視しています。

神棚や仏事に使われることで、シキミは宗教的な役割を果たし、その空間の清浄な気を保つとされています。このことから、地域の風習や信仰において、シキミを庭に植えることを積極的に奨励される場合もあります。

シキミを育てる際には、その地域の文化や伝統に敬意を払いながら、植物とともに共存することが大切です。

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しきみを植える場所はどこが良い?

シキミを庭に植える際には、適切な場所の選定が重要です。

シキミは、直射日光が避けられる日陰や、湿度が高い場所を好みます。
庭の日当たりや湿度に注意を払いながら、適した場所を選ぶことが大切です。

また、地域の風習や信仰に敬意を払いながら植栽を行うことも重要です。地域によってはシキミが神聖視され、神棚や仏事に使われることがあるため、その文化や伝統を尊重しつつ、美しい庭をつくり上げることが求められます。

風水の方角も考慮することで、良いエネルギーの流れを生み出すことができます。しきみを植える際は、これらの要素をバランスよく考慮し、樹木と調和のとれた庭づくりを目指しましょう。

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しきみが枯れる原因は?

シキミが枯れる原因はいくつか考えられます。

一つ目は日当たり不足です。シキミは直射日光にあたるのは適していないので、半日陰が適していますが、日当たりが不足すると光合成が十分に行われず、樹木が元気を失ってしまうことがあります。

二つ目は乾燥した土壌です。シキミは湿度の高い環境を好む為、土壌が乾燥しすぎると水分不足になり、根が弱まります。これにより、シキミが元気をなくし、最終的に枯れてしまうことがあります。

また、害虫による被害も考えられます。害虫が寄り付かないような場所に植える、防虫ネットを使用する等すると効果的です。

シキミを育てる際には、これらの要因に気を付けることが大切です。適切な場所に植え、定期的に土壌の水分状態を確認してあげると、しきみは元気に成長し、美しい姿を見せてくれるでしょう。

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風水ではシキミを置く方角はどこが良い?

風水において、植物を庭に植える場合、方角の選定が重要です。

風水的には、背丈のある常緑樹を北や西の方角に植えることで風を防ぎ、家を守ってくれるとされています。

シキミは常緑樹ではありますが、背丈は高くないのであまり風水的な期待はできないかもしれません。

風水の考え方は個人によって異なりますが、シキミを風水的に配置する際にはその方角や庭のバランスを考慮し、心地よい庭をつくり上げることが重要です。

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まとめ

今回は、シキミを庭に植えてはいけない理由や植える場所や枯れる原因・風水の方角などについてご紹介しました。

シキミは、その強い毒性などから植えてはいけないとされていますが、小さな子供やペットが触れないように注意するなどすれば、庭に植えることは可能です。

また、お葬式や仏事で使用されることから縁起が悪いとされる一方で、神棚に飾ることで気を浄化してもらえる、邪気払いの効果があるなどとも言われています。

庭に植えるか植えないかは、個人の自由ですので、庭に植えてみることに興味のある方は今回ご紹介したポイントに注意して植えてみてはいかがでしょうか。

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